理想的な薬剤師とは

資格を取得すれば薬剤師になることはできますが、患者さんたちの役に立たなければ存在している意義がありません。患者さんにとって理想的な薬剤師とは、どのような人なのでしょう。

まず当然のこととして、専門家の立場から適切な薬の助言をしてくれることが大切です。どんな症状が現れているのか、その症状はいつから始まったのか、現在飲んでいる薬品はないか、サプリメントなどを服用していないか、薬の飲み方や分量など、的確に指示するために必要なこれらの情報をしっかり聞いてくれることが重要です。

患者さんの現状を把握しないと適した薬を判断できませんし、医師からの処方箋の内容に誤りがあったとき、指摘することが不可能になってしまいます。 薬剤師は処方箋の指示通りに薬を出すことが仕事ではなく、医師の判断を見定めることも大切な役割なのです。 もし処方箋の指示に全く疑問を持たず、鵜呑みにして調剤するだけならば、その人は理想的な薬剤師ではありません。

薬剤師倫理規定というものがあり、以下の5つの基準が設けられています。 業務の中で知った患者さんなどの秘密事項は、適切な要因なしに漏えいしない。 薬剤師職能間でお互いに広く強調できるよう、努力する。

先人たちの成し遂げた功績を広く世の中に知らしめ、後進が育つように尽力する。 技能と知識を高水準でキープできるよう、一生涯自発的に深く薬剤の知識を深める。 自分自身を律して、愛情と良心とにより職能を生かすよう努力する。

反対に、薬剤師に適さない方とはどんな人なのでしょう。 薬剤師だからこそ知った知識などを、嫌いな後輩や同僚に伝えない。 薬剤知識のプロであるにもかかわらず、本人の健康管理が不十分で、業務を休みがち。 子供や妊娠中の方が近くにいても、喫煙する。

薬に関して患者さんから問い合わせがあったとき、あいまいな回答をしたり、ふてぶてしい態度で対応する。 患者さんの秘密事項や陰口を、自分が運営しているツイッターやブログに掲載したり、友人や家族などに暴露する。

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