薬剤師の適正

薬剤師は、高い知識を必要とする安定した職業のイメージがあります。 人気職業の1つではないでしょうか。 将来薬剤師になりたいという方は多いですが、どんな適正の方がこの職業に向いているのでしょう。

薬剤に関する知識量の高さだけでは、薬剤師の適正があるとはいえません。 実際に働いていく中で重要なのは、患者さんと接するときのコミュニケーションスキルなのです。

患者さんの中には、幼い子供からお年寄りまでいろいろな方が幅広くいます。 免疫力が低くて病気やケガを負いやすいのは、子供やお年寄りであるともいえます。 相手がどんな方であっても、お渡しする薬について用量や用法をしっかり伝えられることが、非常に重要となってきます。

介護を受けている高齢者の方が、近年は多くなっています。 そういった方にも伝わるわかりやすい説明も、薬剤師が求められている仕事です。 薬剤師としての職場は薬局だけではなく、検査、治験、開発、研究、営業職などもあります。 患者さんと直接話をする機会はなくても、薬についての説明を相手が理解できるように伝えられる能力は薬剤師に必要だといえます。

もう1つの薬剤師に欠かせない適正は、正確さです。 いい加減な性格の方は、あまり薬剤師向きではないかもしれません。 扱う薬の種類がかなり多く、似たようなものであっても、微妙に効果や効能に違いがあります。

いくら似ているからといって、体に与える影響はそれぞれ異なります。 他の薬剤との飲み合わせ次第では大変な被害を与えかねませんので、正確に扱える方が薬剤師に向いています。 薬品の種類を間違えないことも大切ですが、調合するときの分量の違いも、患者さんの体に大きな影響を及ぼします。

健康効果が現れないというだけならまだしも、場合によっては副作用を発症し、別の病気や症状を引き起こす原因になることも考えられます。 コミュニケーションスキルが十分にある方、微細な計算を連日続けられる性格の方は、薬剤師に向いているのではないでしょうか。

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